• 2020.08.25
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第50回 “ダン岡崎”の一口アドバイス :スペインのゴールデンビザ(5)申請条件と手続きの流れ

こんにちは!海外移住コンサルタントのダン岡崎です。

前回のブログでは、スペインのゴールデンビザの特色と独自の魅力についてお話しました。
今回はビザの申請条件と手続きの流れについてご説明していきます。

1. 申請の要件

申請者の年齢:満18歳以上
無犯罪の履歴:過去5年の間に居住していた国から発行される犯罪履歴証明書の提出
入国制限:入国の禁止、制限の対象者でないこと
健康保険の購入:スペイン国内で運営を認可されている保険会社から発行される健康保険の購入
収入の証明:本人および家族がスペイン居住をするために充分な収入の証明(本人€2149.6、家族一人につき€537.84を加えた額以上の収入)、あるいは2年間の家族の収入額と同等以上の銀行預金
投資の証明:適格な投資を証明する書類の提出
家族の申請:配偶者あるいはパートナー、18歳以下の子供、18歳以上の経済的に依存する子供、本人と配偶者の両親

2. スペイン・ゴールデンビザの投資オプション

50万ユーロ以上のスペインの不動産(最も人気のある投資)
・200万ユーロ以上のスペイン国債
・100万ユーロ以上のスペイン株式
・100万ユーロ以上の 投資ファンド
100万ユーロ以上のスペイン銀行への預金
・ビジネス投資:雇用創出、地域発展、科学かテクノロジー分野に貢献する投資

自己資金による投資が条件ですが、申請者が支配権を持つことを条件に会社名義での投資も認められています。

3.ビザの申請について(不動産投資の場合)

投資完了後に申請: €500,000以上のスペインの不動産投資が第一歩で、通常は現地の弁護士に不動産購入からゴールデンビザ申請までを委任して手続き
ビザ申請から居住カード発行までの期間: 不動産購入後にゴールデンビザを申請。2年間の居住が認可されるまでに約3~4ヶ月間。認可後に、居住カードの申請と受取(本人の手続きが必須)のため約3週間のヨーロッパ滞在が必要(それが難しい場合は、3週間後に再訪して頂くことになります)
更新:初めての認可から2年後、更新可能な5年間有効な居住許可が発行

4.ゴールデンビザの維持、永住権と市民権、ビザ取得者の権利

居住許可の維持:投資不動産を維持することが条件、最低投資額以上の不動産への買い替えは可能
居住要件:スペインでの居住や滞在の要件はなく、居住カードの更新の時にだけスペイン訪問が必要
永住権:直近の5年間に4年2か月以上のスペインでの継続的居住(その間6カ月以上の国外居住は不可)により申請が可能
市民権:申請には10年間の継続的居住が条件
働く権利:スペインでの就学、就労、起業が自由
教育と医療:無料の公立教育システムへのアクセス、医療には医療保険を利用

5.不動産投資の主な費用(50万ユーロ物件の参考情報)

• 弁護士費用:不動産価格の1.21%
(5,000ユーロ+VAT~10,000ユーロ+VAT)
• 不動産登記移転公証費:新築または中古で3,000ユーロ/戸
• 不動産取得税(アパートメントおよびビラ):新築不動産VAT→10%、中古住宅取得税→バルセロナ10%、マドリッド6%.
• 印紙税:バルセロナ: 1.5%、マドリッド: 0.75%

過去5回のブログでは、スペインのゴールデンビザについてご紹介しました。ご質問があれば、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい!

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