ニュージーランド

ニュージーランド

ニュージーランドについて

北と南に分かれた主要な2つの島と、周辺の島々で構成されるニュージーランド。北島には首都であるウェリントンや国内最大の都市オークランドがあり、経済の中心地として知られています。南島には手つかずの大自然が広がり、世界最高峰のマウントクックや雄大なフィヨルドなど、有数の観光スポットが訪れる人を魅了します。

南半球に位置するため、気候は日本と真逆です。年間を通しての気温差は8~9℃で、日本ほど季節による大きな温度変化はありません。しかし、「1日のなかに四季がある」と言われるほど1日の気温差が激しく、夏でも夜になると上着や厚手のシャツが必要です。

ニュージーランドを語る上で重要なのが「マオリ族」。イギリス人が入植する前から先住し、今でも国民の約15%がマオリの血を引いていて、その文化は人々の生活に根付いています。例えば、ラグビーでおなじみの「ハカ」は、マオリ族が戦場で敵と対峙する時に披露する伝統的な踊りで、現在でも結婚式やお葬式など、特別な行事の際に披露されます。
一方で、クライストチャーチをはじめとする南島の都市は「もっともイギリスらしい街」と呼ばれ、イギリスの影響を強く受けた建物や習慣があります。
マオリとイギリスが融合した独自の文化は、ニュージーランドの魅力のひとつです。

公用語は、全土に渡ってイギリス式の英語が使われていますが、地域によってイントネーションや言い回しは大きく異なります。マオリ語を語源とする単語や発音も存在し、ニュージーランドの英語は「キーウィ・イングリッシュ」と呼ばれるほど、独自に確立された言語として知られています。
最初こそ言語への戸惑いを感じる人が多いものの、ニュージーランドならではの、大らかで移民を快く受け入れる国民性がファンを離さず、留学先・移住先としての人気は絶えません。

主要言語 英語,マオリ語,手話(2006年以降)
人口 約513万人(2021年 / ニュージーランド統計局)
面積 約27万534km²(日本の約4分の3)
首都 ウェリントン
主な宗教 無宗教(48.2%)、キリスト教(36.5%、カトリック・英国国教会・長老会ほか)、ヒンドゥー教(2.6%)、イスラム教(1.3%)(2018年ニュージーランド統計局)
通貨 ニュージーランド・ドル(NZ$) ※1NZ$=81.24円(2022年3月現在)
時差及び飛行時間 日本との時差は+3時間
日本からの飛行時間は約11時間

申請ビザについて

ニュージーランドの投資家ビザは、2種類の投資家ビザ(Investor Visa、Investor Plus Visa)の受付が2022年7月27日をもって終了し、新しくActive Investor Plus Visaの受付が2022年9月19日に開始しました。
3年間で500万~1,500万NZDを投資し、4年目に投資を維持する必要があります。はじめに5年間の居住ビザが発行されますが、48ヵ月の時点で条件を満たしていれば永住権を申請することができます。その後は投資に関する継続条件などはありませんが、永住権の申請が受理されるまでは、そのまま継続されることをお勧めします。
申請者の配偶者と24歳以下の扶養家族も帯同させることができ、居住ビザ申請時に含めた家族は永住権の申請もすることが可能です。

ビザ制度変更の背景

NZ経済・地域開発大臣のスチュアート・ナッシュ氏は声明の中で、新しいActive Investor Plus Visaは、従来の投資ビザのカテゴリーを置き換え、移住者にニュージーランドの企業への投資を求める内容となっています。
旧ビザでは、移民がニュージーランドの企業に直接投資するのではなく、株式や債券に投資するケースが多くありましたが、新しいビザの方針として受動的な投資ではなく、より多くの高スキルの雇用と経済成長を生み出す、ニュージーランドへの能動的な投資を奨励したいという狙いがあります。

Active Investor Plus Visa

  • 主な申請条件

    • 1)総額500万〜1,500万NZドルを投資すること
    • 2)3年間投資を行い、さらに4年目は投資を維持すること
    • 3)はじめの4年間のうち117日間滞在すること(毎年約1ヶ月間の滞在が必要)
      ※居住ビザ申請時に加えた家族は、ビザが発行された時点から12ヵ月以内に1度入国すること
    • 4)国際英語能力試験(International English Language Testing System)のレベル5以上の英語力を有していること

投資方法

  • 投資先として「民間企業」「投資ファンド」「上場株式」「社会貢献事業」の4種類があります。投資先によって異なるウェイトを持ち、4種類の投資先を自由に組み合わせることも可能です。そのため、500~1,500万NZDと投資家によって投資額が異なります。各投資先のウェイトは、下記になります。

    • 1)民間企業への投資
      投資額に3倍のウェイトがかかります。例えば、500万NZDを投資すれば3倍のウェイトで1,500万NZDとなり、投資額を満たすことができます。

    • 2)プライベート・エクイティやベンチャー・キャピタルのファンドへの投資
      投資額に2倍のウェイトがかかります。例えば、750万NZDを投資すれば2倍のウェイトで1,500万NZDとなり、投資額を満たすことができます。

    • 3)上場株式または社会貢献活動への投資
      投資額にウェイトがかかりません。そのため、上場株式または社会貢献活動のみの投資を行う場合、1,500万NZDが必要です。

投資は、1,500万NZD相当を3年間に渡って投資すれば良いとされていますが、6ヵ月目と18ヵ月目までに一定の金額を投資する必要があります。例として、それぞれの投資先にまとめて投資した場合の必要投資額はこちらです。

民間企業 投資ファンド 上場株式または社会貢献事業
最終投資総額 500万NZD 750万NZD 1,500万NZD
6ヵ月以内 10万NZD 50万NZD 100万NZD
18ヵ月以内 250万NZD 375万NZD 500万NZD
36ヵ月以内 500万NZD 750万NZD 1,500万NZD
36~48ヵ月以内 維持 維持 維持
  • サポート内容

    • ・ビザ申請の代行
    • ・移民法、ビザ申請情報の提供
    • ・NZ移住情報の提供及び相談
    • ・お子様の教育機関手配(1000NZドル /人追加)
    • ・提携金融機関における現地生活費及びビザ申請資金準備
      (サービス・手数料は当該金融機関の規定に従います)
    • ・渡航前税務診断(申告等の実務が発生する際、別途要代金)
    • ・現地下見の手配(※別途要代金)
      <内容>不動産視察、生活オリエンテーション、お子様の学校視察
      <場所>オークランド、クライストチャーチ、ネイピア
申請までのおおよその流れ
  1. 申請書類準備期間(健康診断等、申請書類の収集:半年~1年程度)
  2. NZビザ申請代理人によるビザ申請の代行
  3. ビザ発給

※上記内容は最新の移民法、もしくは信頼できると思われる情報を元に作成しておりますが、法律の改正や状況の変化によって実際とは異なる可能性があり、当社がその正確性・完全性において保証するものではありません。

ニュージーランド投資家ビザにご関心をお持ちの方はこちらから、または0120-070-069までお問い合わせください。