ポルトガル

ポルトガルゴールデンビザ

ポルトガルについて

西ヨーロッパのイベリア半島の西端に位置するポルトガルは、北と東はスペインと国境を接し、西と南は大西洋に面しています。

年間を通して温暖な地中海気候に恵まれ、中世の雰囲気を残した趣のあるリスボンやポルトの街並みと、のんびりした田舎の風景を併せ持つ親しみやすい国です。 1543年の種子島へのポルトガル商人の漂着(鉄砲伝来)以来、ポルトガルと日本の歴史的な関係は深くなっています。食文化では、イワシやタラ、タコなどを使ったシーフード料理が多く、また米を炊き込みご飯やリゾットとして食べる習慣のあるポルトガル料理は、日本人にとても親しみやすいものです。

ポルトガルの民族歌謡であるファドの歌声には日本的な響きがあり、面倒見が良く優しい国民性は、日本の心と共通するものがあります。

ポルトガルでは、快適で安全な生活環境、優れた医療制度、英米国などに比べて教育費が安いインターナショナルスクールなど、数多くのメリットを提供しています。そのため、海外富裕層やヨーロッパの退職者などによる不動産の投資先として、あるいは子どもの教育や家族揃っての長期滞在のための永住権取得や移住先として、現在世界中から注目を集めています。

またポルトガルを含む、南欧を中心としたいくつかの国(スペイン、ギリシャ、マルタ、キプロス)では、長期間の現地滞在の必要がない投資(不動産、国債、ファンドなどへ)により、居住権や永住権を得られるプログラムを実施して人気を博しています。

主要言語 ポルトガル語、英語、スペイン語
人口 約1,064万人(2023年 / ポルトガル国立統計院)
面積 約9.22万km²(日本の約4分の1)
首都 リスボン
主な宗教 カトリック
通貨 ユーロ(€) ※1€=163.28円(2025年4月現在)
気候 夏期の平均気温は20℃~26℃、冬期の平均気温は7℃~11℃。
国際的地位 EU加盟国、シェンゲン国、NATO加盟国

ゴールデンビザ(黄金ビザ)について

2012年に黄金ビザ(Golden Visa)と呼ばれるプログラムが始まり、2023年9月までに12,718人超の投資家が約73億ユーロ(約1兆2000億円)を投資し、家族を含め約33,142人以上が居住権を取得するという成果が出ています。
ゴールデンビザは、一定条件のポルトガル国内に投資することによって申請が可能となるビザです。 2年間の居住が可能なビザで、その後も投資の維持を条件に2年ごとの更新が可能となり、一定􏰀条件を満たせば5年後には永住権および市民の申請が可能となります。
※2023年10月7日、「不動産投資」・「不動産ファンド」・「銀行預金」の投資オプションは廃止になりました。

ビザ発給後の更新イメージ

2年間 (長期居住権: 14日間滞在) → 2年間(更新: 14日間滞在) → 1年間 → 永住権 or 市民権申請へ
※法改正およびお客様状況によっては、実際とは異なる可能性があります。

ゴールデンビザ投資オプション

  • 投資ファンド

    60%以上をポルトガル法人(株式、債券等)に投資をする私募ファンド。不動産投資の上限は40%、投資金額􏰁50万ユーロ以上、償還までの期間は最短5年。

  • 法人設立

    10名以上の正社員を雇用するポルトガル法人の設立、あるいは50万ユーロ以上の既存法人への投資&最低5名の正社員雇用の維持を最低3年間行うこと。

  • 科学リサーチ活動へ投資

    最低投資金額50万ユーロ以上。

  • 芸術的制作活動、文化遺産の回復 /維持活動へ投資

    最低投資金額25万ユーロ以上。

  • 主なビザ申請条件

    • ・満18歳以上であること
    • ・最低50万ユーロ以上のファンド投資をすること
    • ・健康状態が良く、犯罪の経歴がないこと
    • ・ビザ取得後、年平均7日間、2年間につき合計14日間のポルトガル滞在が必要
    • ・非EU加盟国家の国民であること
    • ・個人用の健康保険を購入すること
  • サポート内容

    • ・投資家ビザの情報提供と申請支援
    • ・不動産情報の提供および視察のアテンド手配
    • ・ポルトガル移住情報の提供および相談
    • ・提携弁護士事務所の紹介と各種手続きの支援
    • ・提携金融機関の口座開設、現地生活費およびビザ申請資金の準備(サービス、手数料は金融機関の規定に従います)
    • ・渡航前税務診断(申告等の実務が発生する際、別途要代金)
    • ・お子様のインターナショナル校手配オプション
    • ・現地下見の手配(学校および不動産視察、生活オリエンテーション)オプション
申請までのおおよその流れ
  1. ロングステイ準備期間(滞在予定場所・投資不動産視察、申請・生活資金の準備:半年~2年程度)
  2. 申請書類準備期間(健康診断等、申請書類の収集:3ヵ月程度)
  3. ビザ申請代理人によるビザ申請の代行(審査期間は6~8ヵ月程度)
  4. ビザ発給後、ポルトガルに渡航

※上記内容は最新の移民法、もしくは信頼できると思われる情報を元に作成しておりますが、法律の改正や状況の変化によって実際とは異なる可能性があり、当社がその正確性・完全性において保証するものではありません。

ゴールデンビザ人気の理由

ポルトガルのゴールデンビザは、ヨーロッパのみならず世界でも人気の高さを誇るプログラムの一つです。

1. 魅力に溢れた国ポルトガル

ポルトガルは、手頃な価格で質の良い生活が楽しめる国として近年人気が高まっています。充実した医療制度、12年間の義務教育(公立学校)無料など、子育て世代には見逃せないポイントも。ビザ取得までにかかる年数が比較的短く、親子3世代での移住も可能です。国際的にアクセスの良い空港や高速道路が備わり、ヨーロッパ大陸の中でも気候に恵まれている点が魅力です。

2. シェンゲン圏全域でビザなしの旅行が可能

シェンゲン圏全域でビザなしの渡航が可能となるため、中国やブラジルをはじめ世界各国の投資家に注目されています。また、自国の政治・経済に不安を感じている国の人々にとって、将来のリスクヘッジの手段となっています。

3. 永住権・市民権取得の申請が可能

ゴールデンビザは、長期居住資格取得の後に一定の条件を満たすと、永住権や市民権を取得することができます。特にポルトガルは市民権取得の道が開かれていて、ビザ取得の要件が優しいことで知られています。

4. 必要滞在日数が極めて短い

ビザを維持するための必要滞在日数が年間平均7日で、2年間を通して14日間の滞在要件を満たすのみです。またポルトガルに居住することを選択した場合、国内で働くことや起業することが可能になります。

D7ビザ(年金・不労所得)・ D8ビザ(デジタルノマドビザ)について

  D7ビザ D8ビザ
基本条件 安定的な受動的収入証明
年間1万640€〜(約170万円〜)
安定的な国外収入証明
4万2,560€〜(約700万円〜)
条件タイプ 年金、家賃収入、配当収入など 国外雇用収入
ビザタイプ 2年更新可
(※5年一定条件下: 永住権・市民権申請可)
2年更新可
(※5年一定条件下: 永住権・市民権申請可)

ビザ発給後の更新イメージ

4ヶ月間 有効なD7・D8ビザを発行 → 2年間有効な居住カードと交換 (1年のうちポルトガルに183日以上居住すること) → 3年間 (更新: 1年のうちポルトガルに183日以上居住すること) → 永住権 or 市民権申請へ
※法改正およびお客様の状況によっては、実際とは異なる可能性があります。

  • D7・D8ビザの魅力

    • ・投資の必要がなく、費用を抑えて移住が可能
    • ・ポルトガルでの就業あるいは起業が可能
    • ・一家3代でのビザ取得が可能
      (ご夫婦、18歳以下のお子様、18歳以上の扶養子女、父母)
    • ・シェンゲン協定の地域(ポルトガルを含むヨーロッパ26カ国)に滞在できる機会が得られる
  • YouTubeセミナー動画コンテンツ

    00:00 イントロ

    01:25 ゴールデンビザの特徴

    03:05 これまでの投資オプション

    04:45 今後、投資可能なオプション

    08:10 ポルトガル動向ニュース

    12:50 ゴールデンビザ以外􏰀選択は􏰁?

    15:35 ポルトガル投資家ビザ(D7ビザ)

    18:00 デジタルノマドビザ(D8ビザ)

    ※ポルトガル投資家ビザにご関心をお持ちの方はこちらから、または0120-070-069までお問い合わせください。