• 2022.06.09
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海外の学校に通うと子どもの学年が変わる!? 日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアの学校制度を徹底比較!

日本では4月から新学年が始まり、小学校の6年間と中学校の3年間が義務教育となっています。
しかし海外では新学年が始まる時期や義務教育の期間に違いがあったりと、国や地域によって教育制度は大きく異なります。
今回は、もしお子様が海外の学校に通うことになった場合、どの学年にあたるのか、また新しく学年が始まるタイミングや義務教育の期間などをご紹介します。

はじめに、学年の分け方を見ていきたいと思います。

◆学年表(※太線から太線の間を1月~12月とする)

【画像をクリックすると拡大します】

日本では、6歳になると小学校へ入学し義務教育が始まりますが、オーストラリアでは州によって異なりますが、早いところですと4歳から小学校へ入学することができます。
次に、各国では何月から何月までを年度として設けているのか、また義務教育としている期間について比較してみましょう。

◆各国の教育制度比較

日本 オーストラリア イギリス アメリカ
学校年度 4~3月 1月下旬
(2月上旬)~12月
9月~8月 9月~8月
義務教育 6歳~15歳
(小学校 ~ 中学校)

⇒9年間
4歳~17歳
(Prep Year~Year 12)

⇒13年間
イングランド: 5歳~18歳
⇒13年間
スコットランドとウェールズ
:5歳~16歳

⇒11年間
北アイルランド: 4歳~16歳
⇒12年間
5歳~18歳
(Kindergarten~Grade12)
⇒13年間

アメリカは、日本と同様に小学校への入学は6歳になってからですが、その前の幼稚園(Kindergarten)も義務教育となっています。
今回比較した4ヵ国の中では、日本が一番義務教育の期間が短いことが分かります。

学年が始まる時期が各国で異なるため、移住や海外留学する際にお子様が日本とは異なる学年に入学・編入することがあります。
また、日本では全国共通の教育制度となっていますが、海外では州やエリアによって異なるので、移住や留学する前に確認が必要です。

移住先の学校へ入学する前にはテストや面接が行われ、また事前にリファレンスレター(※ブログ参照)を求められることもあります。
これらは合否のためだけでなくお子様が何を学んできたのか、何が出来るのかなど見極め、入学後もスムーズに学びを続けられるように配慮されています。

いかがでしたでしょうか?
次回は各国の教育制度について、より詳しく解説していきます!