• 2020.01.15
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第32回 “ダン岡崎”の一口アドバイス :ポルトガルのゴールデンビザ(16)「35万ユーロ物件とはどんな不動産?」

こんにちは!海外移住コンサルタントのダン岡崎です。

前回は、ポルトガルの不動産賃貸に関するミニ情報をご紹介しました。
今回は、私が立ち会った35万ユーロ物件の引き渡しと、そのコンドミニアムの設備や内外装について、お客様のご了解を得てお伝えします。

朝方はリスボンのホテルの室内に雨音が響くほどの大雨でしたが、車で約20分の所に位置するOeiras(オエイラス)に着く頃には雨脚も収まり、コンドミニアムには時間通りに着くことができました。

Oeiras(オエイラス)はポルトガルの西16㎞に位置する海辺の町で、リスボンには電車で一直線で出ることができます。都心近郊のベッドタウンと海辺の観光地の二つの顔を持ち、住民一人当たりのGDPはポルトガル第1位、失業率はリスボン地域で最も低い豊かな街です。近郊には著名なインターナショナルスクールが点在し、市内には全欧州トップ30に入るビジネススクールもあり、そこに勤める先生や生徒たちの不動産賃貸需要が高いところです。街の中心地には可愛い商店街が並んでいて、今回拝見するコンドミニアムは、その商店街の中にある建物の3階です。

デベロッパー側からは社長とエンジニアに加えマーケティング担当の素敵な女性が立ち会い、物件の引き渡しはつつがなく行われました。

1年前にここを訪問した時には、由緒ある郵便ポストを残した外壁以外、内部は全く手が付けられていない状態でしたが、今回は内外装ともに高い水準で建物が完成していました。共有部分の廊下はベージュのポルトガル大理石になっていて、重厚な鉄製の手すりの階段を上った3階にコンドミニアムはありました。

室内の第一印象は、「とても可愛らしいお部屋」でした。キッチンには、冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・食洗器・ガス台(4つのバーナー)・シンク・調理台・ボイラーが取り付けられ、屋上にはソラーパネル(温水用)がありました。また電気機器は全てドイツのBosch製の高級製品で、お客様にもご満足いただけた様子でした。居間とキッチンの二重窓は横にも縦(上部を前方に押して倒す)にも開くタイプで、外部の車の音はほとんど聞こえてきません。ドアーには鍵が4つ付いていて、僅かに開くことも出来るようになっていました。

ポルトガルの新築物件には通常、トイレットペーパーホルダーやタオル替えは付いていません。テナントが好みの用具を取り付けるのが一般的ですが、壁に穴を開けるのはお勧めではなく、住人とは据え置きタイプを設置して使用するという契約を結ぶようアドバイスを受けました。外庭には緑が敷き詰められたカーパークがあり、一室に一つのパーキングスペースが付いてます。

35万ユーロ適格物件に指定されるためには、然るべき改装が行われた築30年以上の中古物件であることが条件ですが、今回のコンドミニアムの仕上がり状態は、まるで新築と同じように高いクオリティのものでした。35万ユーロ物件は人気があり、市場に出るとすぐに売れてしまうことが多いのですが、その理由がよく分かった一日でした。

今回は、ゴールデンビザ申請に適格な35万ユーロ物件をご紹介しました。

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