• 2019.06.11
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ハワイ移住-Part14

ハワイ大好き、西麻布のミネです。
東京は梅雨ですかね。雨や曇りが多い日が増えてきましたね。

インスタグラムを見ると知人が大勢ハワイに行ってるのをみるとすぐにでもいきたいなぁと思う今日此の頃です。さて、久しぶりにハワイ関連の投稿を!ハワイでビジネスをするために一歩ずつ現地コーディネーターと進めているのですが、ここで一つ問題が発生。住居用の家(マンションやコンドミニアム)を契約(購入)する場合は日本法人でもスムーズに対応できるのですが、商用地は全然スムーズにいきません。日本では事務所を借りたり、店舗を出したいときは不動産に出向くかインターネットで簡単に下準備ができます。契約時には信用さえあればフリーレント(管理費だけで10ヶ月間かりられる権利)があって、基本的には賃貸です。保証金はテナントによって様々ですが、半年〜1年程度が多いんです。

ここは候補地だった丸亀製麺近くの空き店舗。あとで不動産屋さんに聞くと、再開発エリアで契約できない場所でした。

これが、ハワイかつオアフ島となると随分変わってきます。日本でもハワイの商用物件を探すことができる業者さんはあるのですが、基本的に粗悪な物件を賃貸で借りさせられることが多いという事案が多くトラブルになっているケースもよく聞きます。また、ハワイは村組織なので、2つの不動産やさんを同時に動かすのは言語道断。俺の顧客だといわんばかりに強気に出てこられます。それに加えて商業地は日本で言う定期借地権契約が多く、居抜きを数年間契約で借り切ることを条件にされることが多いんです。低層階の建物がおおく、飲食店も地下1階から3階までにあることが多いですよね。もちろん1階が一番人気で一番高い。それでいて定期借地権契約か購入することになります。購入するとなると東京の倍以上、3倍くらいの価格になります。とにかく商用地は高いんです。海外でビジネスをするためにスモールスタートしたい。そんな場合は賃貸契約で進めることが多いらしく、私もその方法ですすめているのですが、物件の情報が日本には無いんです。現地の不動産屋さんとオーナーが密接に絡んでいて、日本法人はそこに関与できないばかりか、日本で契約をすすめていくと相当割高な価格で契約することになるケースが多いんです。ハワイで法人(現地)を設立するためには永住権が必要ですし、店舗経営をするためには店舗が必要。法人設立の手続きは日本より相当シンプルですが、商業用の不動産契約は難易度がググっとあがります。広さも平米表記ではなく、sqf表記です。紫外線関連?いやこれがスクエアーフィートという単位なのですが、1000sqf=93平方メートル(面積)なんです。1sqfとは0.093平方メートルなんです。基本的には500-1500sqfの契約が必要で、平方メートルになおすと、約46.5平米〜139.5平米(㎡)ということになります。

ハワイで店舗を持ちたいという方が多いのに契約が進まない。予定していたオープン時期がずれるのはここに大きな原因があります。
しかも南国タイムなので、日本ほどスピーディーに対応はしてくれないことが多く、その商習慣になれるのには時間が必要です。

ハワイで店舗を持つということのハードルの高さ。まずはEB-5(投資永住権)をもって、ハワイでビジネスをして、人脈を広げてから店舗を出すというのがベストなのかもしれませんね。

今回は「ハワイの商業用不動産事情でした」次回もビジネスネタの記事を書きますね!

ALOHA!!

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