• 2025.01.23
  • タイ
  • タイ移住

タイのLTRビザ:条件緩和のお知らせ!

こんにちは。アエルワールド代表の大森です。

2025年1月15日、タイの「LTRビザ(Long-Term Resident Visa)」に関するルールが緩和されると発表されました。施行日は近いうちに明らかになる見通しです。特に「世界の富裕層カテゴリー」における収入証明の提出が不要になったのは嬉しいお知らせです。

今回は、特に「世界の富裕層(Wealthy Global Citizens)」と「富裕層退職者(Wealthy Pensioners)」の2つのカテゴリに焦点をあて、ビザの概要と変更点をお伝えします。

【LTRビザとは?】
タイ政府が2022年に導入したLTRビザは、長期滞在を希望する外国人向けの特別なビザで、最大10年間の滞在許可やデジタル労働許可証、個人所得税優遇など、多くの特典があります。対象となるカテゴリは以下の4つです:

以前の記事を参考にしてください:ここをクリック

・世界の富裕層(Wealthy Global Citizens)
・富裕層退職者(Wealthy Pensioners)
・働く専門家(Work-from-Thailand Professionals)
・高度なスキルを持つ専門家(Highly Skilled Professionals)

今回は「世界の富裕層」と「富裕層退職者」に関連する変更点を詳しく解説します。

【世界の富裕層】
このカテゴリは、タイ経済への貢献が期待される高所得者や資産家が対象です。以前の条件は以下の通りでした:
最低資産要件:個人純資産が1,000,000米ドル以上。
収入要件:過去2年間の年間所得が80,000米ドル以上。
投資要件:タイ国内で50万米ドル以上を政府指定分野(不動産、国債など)に投資すること。

今回の改定により、以下の重要な変更がありました:

【変更点】
・収入要件撤廃:
従来必要だった「過去2年間で年間80,000米ドル以上」という収入要件が完全に廃止されました。これにより、収入基準ではなく、資産や投資実績が主要な審査基準となります。

・扶養家族制限撤廃:
以前は扶養家族の人数制限が撤廃され、両親(含む配偶者の両親)や子供も無制限で帯同可能になりました。

【富裕層退職者】
このカテゴリは50歳以上で安定した年金収入や資産を持つ方々が対象です。
従来の条件は以下の通りでした:
年齢要件:50歳以上。
収入要件:年間所得が80,000米ドル以上。

投資要件:年間所得が40,000米ドル以上の場合、タイ国内で25万米ドル以上を政府指定分野(不動産、国債など)に投資すること。

今回の改定で、以下のような緩和措置が導入されました:

【変更点】
扶養家族制限撤廃:
「世界の富裕層」と同様に扶養家族人数制限が撤廃され、両親を含む家族全員で申請しやすくなりました。

【LTRビザ取得によるメリット】
LTRビザ保持者には以下のような特典があります:
・最大10年間の滞在許可
・デジタル労働許可証
・税制優遇
・空港でのファストトラック利用
・再入国許可や90日レポートの提出不要

【まとめ】
今回の改定により、「世界の富裕層」では収入要件撤廃、「富裕層退職者」では収入要件緩和という形で条件が大幅に緩和されました。この変更は、多様なバックグラウンドを持つ方々にとってタイで長期滞在する魅力を高めるものです。また、扶養家族人数制限も撤廃されたことで、ご家族全員で安心して移住計画を立てることが可能になりました。特に、ご両親も申請可能になったのは大きなメリットです。

【ご案内】
1.投資家ビザ公式アカウント
各国投資家情報始めハワイをはじめとした海外不動産情報など厳選された情報を当社の投資家専用LINE@や個別説明会にてご紹介しております。ぜひご登録ください。(IDからのご登録は @aerworldで検索ください)

※ご登録下さった方に世界13か国のビザ情報が記載されたブックレットを差し上げております。

友だち追加

 

2.Youtubeチャンネル
各国のビザや海外移住に関する情報をアップしております。ぜひチャンネル登録お願いいたします!

「国別投資家ビザ・グリーンカード通信」 にてお楽しみください。

pastedGraphic_1.png