• 2019.06.12
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海外移住前に準備しておくべきリストをご紹介!≪半年前~3ヶ月前≫

こんにちは。スタッフの北原です。

海外移住のために何を準備したら良いか、全3回に分けて準備リストや注意事項をご紹介しているこのコラム。
第1回では「海外移住前に準備しておくべきリスト≪3年前~半年前≫」をご紹介しました。
第2回となる今回は、「海外移住前に準備しておくべきリスト≪半年前~3ヶ月前≫」をご紹介します!

≪半年前~3ヶ月前:ビザ申請・移住先での暮らしに必要な各種手続き≫

【ビザの申請】
日本国籍でパスポートを所持している場合、90日間以内の観光目的の滞在では、多くの国でビザの申請が免除されます。
ただし電子渡航認証システムを採用している国では、渡航前にオンラインで申請が必要な場合もあるので、事前にご確認ください。

≪電子渡航認証システムを採用している国の一例≫
米国: ESTA オンライン申請 滞在可能期間90日以内
カナダ:eTA オンライン申請 滞在可能期間6か月以内
オーストラリア:ETAS オンライン申請 滞在可能期間3か月以内
*詳細は各国公式ホームページにて確認してください。

また観光以外で長期滞在する場合には、それぞれ目的に応じたビザの取得が必要になります。
留 学: 学生ビザ
就 労: 就労ビザ
永 住: 永住権(投資ビザなど)
長期滞在:ロングステイビザ
起 業: 就労ビザや起業ビザなど

ビザの承認や発給の条件は、頻繁に変わります。必ず最新情報を確認してから準備を行いましょう。またビザは一度取得するとそれで終わりではなく、そのステータスを維持するために有効期限内で守るべきルールや条件が設けられています。必ず確認しておきましょう。

 

【航空券の予約】
国際航空券の予約購入方法は大きく分けて3種類です。
①旅行会社から(店頭またはオンライン)
②格安航空券販売会社から(オンライン)
③直接航空会社から(各会社支店またはオンライン)
ここでは、いくつかの旅行会社および格安航空券販売会社をご紹介します。

STA Travel
オーストラリアやヨーロッパなど、世界各地の海外旅行・長期留学・単位留学の取り扱っています。
弊社からご案内できる便利なプランがございますので、ぜひお問い合わせください。

エアトリ(DeNAトラベル)
格安航空券の検索・予約から決済まで、24時間オンラインで可能です。
そのほかに海外のホテルや鉄道などの予約も出来ます。

JTB
海外航空券はもちろん、海外ツアーやホテル・オプションツアーまで幅広く取り扱っています。
最短で出発の2時間前まで海外航空券を購入することが可能です。


【滞在先】
ご家族で渡航し長期滞在される場合、ほとんどの方が賃貸物件にお住まいになります。通常、賃貸物件は渡航後に契約になりますので、それまでの仮住まいの確保が別途必要です。単身の方や他の滞在スタイルによっては、ホームステイ・サービスアパートメント・ホテルなどもご検討いただけます。長期滞在される際の滞在先手配については、ぜひご相談ください。
短期滞在の場合ですと、ホテル・民泊・サービスアパートメントなどが主流です。現在は、旅行会社を介さないオンラインのホテル予約専門サイトや、宿泊施設へ直接申込みができるオンライン予約システムも多くなりました。

Booking.com
世界各地のホテルや宿132万件を取扱い、オンライン予約することが出来ます。
オーストラリアの各都市の検索結果はこちら。
ゴールドコーストホテル
シドニー
ブリスベン
メルボルン
ケアンズ

 

【レンタカーの手配】

都市によっては、車がなくても生活できるように生活設計をすることも可能です。それでも滞在中に車を借りて遠出したり、長期滞在の際には車を購入するまでレンタカーを使用する場合があります。車のご購入には免許証の取得が必要な国や州がございますのでご注意ください。

Rentingcarz.com
海外レンタカーの最安値を検索して比較・予約することが出来ます。
料金内訳が分かりやすく、貸出日の2営業日前までキャンセルが無料です。

バジェットレンタカー
オーストラリアのレンタカーはバジェットで決まり!
オーストラリア以外の国のレンタカーも取り扱っています。

 

【クレジットカード・デビットカード】
現在有効なクレジットカードを持っているか、渡航前にご確認ください。クレジットカードは支払い時に利用するだけでなく、ATMでキャッシングにも使えます。 ホテルやレンタカー利用の際も、保証として求められることがあります。先進国であればほとんどのお店やレストランで使用することが可能で、現金を持たずに済みます。最近は、不正利用された場合に全額補償されるようになりました。ただし、補償には一定の条件があるので注意してください。
デビットカードは利用した額がすぐに反映され、ご自分の口座にある金額が限度額なので使用額管理がしやすいのが特徴です。VISAやJCBのデビットカードを作成しておくか、あるいは旅行専用のデビットカードを作成することもできます。

JALカード
フライトはもちろん、日常のショッピングでマイルがためやすい!
ためたマイルは、さまざまな特典と交換できます。

楽天プレミアムカード
国内・海外のラウンジの利用が出来て、海外トラベルデスクと各種保険で快適さと安心感があります。
楽天市場もポイントがアップし、電子マネー「Edy」機能付きなので便利です。

ワイジェイカード株式会社
Yahoo! JAPANが運営するクレジットカードブランです。
VISA/MASTER/JCBの取扱いがあり、Tポイントがたまります。

 

【海外送金の準備・外貨の購入】

現地通貨を入手するには、下記のような方法があります。

①現地の銀行または両替商にて両替する。
日本円(または米ドルなど)を現地通貨に両替します。もっとも一般的であり、通常日本の銀行で行うより両替率は有利なことが多いです。

②現地にて、ATMでカードのキャッシング機能を使う。
クレジットカードまたはデビットカードで現地通貨を 引き出して入手します。ATMが稼働している場所なら、いつでもどこでも自分の必要な金額(通常紙幣のみで、場所によっては少額紙幣が無い場合もある。また一回の上限額が決まっている場合もある)を引き出せるので便利で安全。クレジットカードは与信限度額の範囲内で引き出せますが、デビットカードの場合は自身の銀行口座残高内までです。デビットカードは使用した都度引き落としされるので、インターネットで残高を調べられるようにしておくと、すぐに換算されて日本円での利用額もわかります。

③EFTPOS(エフトポス)を利用する。
オーストラリア、ニュージーランドで可能な方法です。現地の銀行口座を開設し、その口座からの引き落とす形でキャッシュカードを使用できます。ほぼデビットカードと同じで買い物などが自由に出来て、また現地の銀行なので現地通貨での預金となるため都度換算する必要がなく便利です。口座へは日本から必要十分な額を送金しておき、不足してきたら追加で送金できます。

④日本の銀行または両替機関にて両替する。
銀行(各大手銀行からゆうちょ銀行など)・外貨両替専門店(トラベレックスジャパン、GPAなど)・金券ショップ・郵便局で両替することが可能です。ただし、特に郵便局では限られた外国通貨しか取扱いがないので、注意が必要です。

⑤FXを利用した外貨両替
例)マネーパートナーズの場合
証券会社のFX証拠金に入金し、取引画面にて両替を行います。
空港受取サービスの会員残高に振替し、日付と空港を選択して受付番号を取得してください。指定した空港の受取専用コーナーで外貨を受け取ることができます。
※日本で行う外貨両替では最も手数料が低いとされています。

 

【免許証更新】(国際免許証の取得や免許証の翻訳)
申請場所は警視庁管内の場合、
・運転免許試験場
・運転免許更新センター
・指定警察署
において申請受付しています。
申請には、有効な運転免許証・パスポート・写真・手数料が必要です。
詳しくは、各都道府県の国外運転免許証の申請手続きを参照してください。

 

いかがでしたか?
特にビザは、長期滞在の目的によって必要な種類が変わってくるので、きちんと確認して余裕を持って申請をするようにしましょう!
アエルワールドでは移住先の視察や下見のご相談はもちろん、戸籍謄本などの文書の翻訳も承っています。
また事業経営者・投資家・資産家の皆様には、国際税務の専門家をご紹介することも可能ですのでぜひご相談ください!

今回ご紹介した内容も、「もっと詳しい情報が知りたい」「不明点を聞きたい」などご要望があれば、お気軽にアエルワールドまでお問い合わせください!

次回は、いよいよ≪3ヶ月前~出発直前まで≫に準備するものや注意点などをご紹介いたします。
お楽しみに!

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