• 2021.08.10
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シンガポール移住日記#05 幼稚園選びについて(日系?ローカル系?インターナショナル系?)

こんにちは。
現在シンガポールで2人の子育て中のtomokoです。
今回はシンガポールの幼稚園についてお話させていただきます。

シンガポールで移住を検討されている方は、小学校以上ですとインターナショナルククールに通われるお子さんが多いかと思いますが、幼稚園となると少し選択肢も広がります。
シンガポールには、
日系幼稚園
ローカル系幼稚園
インターナショナル系幼稚園
この3種類の幼稚園があります。
以下、それぞれの特徴をお伝えしていきますね。

「日系幼稚園」
こちらは日本の幼稚園と同じような教育が受けられ、のびのびとした雰囲気の園からお勉強系の園まで様々あり、言語は日本語と合わせて英語のイマージョン教育を取り入れている園が多くありました。
年度の始まりは4月。保育時間は9時~15時、日本と同じように春、夏、冬に長期休みがあります。費用はおおよそ1,300~1,700SGD程度(10,4000円~136,000円/月)


▲日系:見学した幼稚園の中の様子


▲日系:日本の幼稚園と変わらないバランスの取れた給食

「ローカル系幼稚園」
こちらは日本の保育園のような位置付けの園が多く、教育に力を入れている所がとても多いです。言語は英語と中国語で、算数、科学、アートや演劇、そして日本語の授業を取り入れているところもあります。
年度は1月始まりで4学期制。保育時間は7時~19時(半日保育もあり)、基本長期の休みはありません。
費用はおよそ全日保育で1,500SGD~2,000SGD程度(120,000~160,000円/月)半日でも1,200SGD(96,000円/月)します(外国人の場合は、国民や永住権のある方の保育料とは異なり料金が上乗せされています)。


▲アートに力を入れている幼稚園の園児の作品


▲園庭のない園では室内にプレイエリアが設けられている場合があります


▲モンテッソーリ教育の園、教具を使った活動の時間があります

「インターナショナル系幼稚園」
こちらはインターナショナルスクール付属の幼稚園で、ほとんどの園は英語のみ(一部中国語のみを話す先生が補助についている場合もあります)、日本語や他言語の授業を取り入れている所もあります。
8月または1月始まりで、長い夏休みをはさんだ2~3学期制。保育時間は8時~15時、長期休みは7~8月と12月、4月と10月に一週間ほどのお休みがあります。費用は園により大きな開きがあり1,500SGD~3,200SGD程度(12,000~256,000円/月)で年齢によっても異なります。

※1SDG=80円
※上記の料金は2021年時のもので年々値上がりしています。
※費用は保育料の他に施設費、入学金(登録料)、保証料、バス代、制服代、保険代等が別途かかります。

ざっとですがこのような感じです。
周りの友人を見ていると「ローカル系幼稚園」→「日系幼稚園」→「インターナショナルスクール」の順に通っているお子さんが多い印象です。また、少し離れていてもスクールバスが出ているので選択肢はかなり広くなります。(バスルートは要確認)

そして我が家は、事前下見旅行で気に入った園があり「ローカル系幼稚園」を選びました。人気の園のためウェイティングがかかっていて、申し込みから正式に決まるまで2か月ほど待ちましたが、なんとか決まってよかったです。
言語だけでなく文化にも触れてもらいたいというのが、ローカル幼稚園に決めた一番の理由ですが、休みがなく保育時間が長いというのも魅力でした。
ローカル系のデメリットとしてよく言われるのが「食事」なのですが、給食はワンボールやワンプレートの園が多く、食育という概念すらない感じです。
しかし、良いところもあって「朝ご飯」が出るんです!これ、とても魅力的じゃないですか?私は感激しました(笑)
メニューはシリアルやお粥、フルーツ程度とこちらも大したことはないのですが助かっています。


▲こちらはワンプレートタイプ(メニューはチキンライス、具なしスープとフルーツ)

それから「英語」については、渡航前から心配していたことの一つです。
シンガポールには「シングリッシュ(Singapore+English)」と呼ばれる訛りがあります。中華系の人が8割程いるため、英語の発音も中国語やマレー語の影響を大きく受けていると言われています。
実際、店員さんの訛りがきつくて聞き取れなかったことも多々あり。
事前情報で、ローカル系幼稚園ではシングリッシュになってしまうという話も聞いていたのですが、実際には子どもたちの英語に訛りは感じません。ただし、少し郊外の園に通う友人の子どもは「シングリッシュ」になっているそうです。
エリアによって生徒の国籍の割合や園の雰囲気が異なるので、見学の際に確認されることをオススメします。

シンガポールには本当にたくさんの幼稚園があり、決して安くはないことは無視できない事実ではあるのですが、、、共働きでなくても1歳半から通わせることができるので、日本よりも預けやすい環境だと思います。

さて、通う園も決まったので後は粛々と渡航準備を進めるだけになりました!
この園に決めた理由、園に通ってからの様子、ローカル系幼稚園の教育内容、子どもたちの英語力の変化については、今後のブログの中でお話していきたいと思います。

次回は、ついに渡航です!

 

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