• 2019.04.17
  • ゴールデンビザ
  • ダン岡崎

第3回 “ダン岡崎”の一口アドバイス :ヨーロッパ各国のゴールデンビザ

皆様、こんにちは!
海外移住コンサルタントのダン岡崎です。

前回は、「世界の投資家ビザ」についてご紹介致しました。
今回はヨーロッパ地域を担当している岡崎が、ヨーロッパ各国が提供している投資家ビザプログラム、通称『ゴールデンビザ』についてご紹介したいと思います。

各国の不動産や国債などに一定額以上を投資することにより、長期居住権や永住権あるいは市民権を取得する道が開ける『ゴールデンビザ』は、EU域外の国籍を持っている方が取れるビザとなっており、中国やロシアの富裕層をはじめ様々な国々の投資家に人気のプログラムです。

EU加盟国のなかでゴールデンビザの制度がある国は、スペイン・ポルトガル・マルタ・ギリシャ・キプロス・アイルランドなどです。2008年のリーマンショックをきっかけに起こったグローバルな金融危機、それに続いて2010年に発覚したギリシャ危機の影響を受けて苦境に陥った南欧の国々は、海外投資家の資金を受け入れ経済の立て直しを図ることを目的に、2012年にゴールデンビザの制度を開始しました。

国ごとに申請条件や居住要件は異なりますが、不動産投資により長期居住権や永住権が比較的簡単に取得できる仕組みが好感を持たれ、ゴールデンビザは大きな成功を収めています。

例えば、ポルトガルではプログラムを開始した2012年から2018年9月末までに6,500人超の投資家が総額40億ユーロ(約5,000億円)を投資し、家族を含め9,000人以上が居住権を取得するという成果が出ています。ポルトガル国内の50万ユーロ以上(一定の条件を満たす中古物件は35万ユーロ以上)の不動産を購入し保有することによりゴールデンビザを取得することができますが、このプログラムの成功は不動産市場の活況に繋がり、2014年以降不動産価格が堅調に推移しています。

マルタなど他の国々でも似たような状況となっていますが、資産分散の手段としての海外不動産投資と、長期居住権や永住権を取得出来るという二つのメリットをゴールデンビザは同時に提供していると言えるでしょう。

今回は、「ヨーロッパ各国のゴールデンビザ」について紹介させて頂きました。
次回は特に人気の高い「ポルトガルのゴールデンビザ」についてお話したいと思います。お楽しみに!