• 2019.02.15
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米国EB-5ビザの投資先の選び方とは??

世界でも人気のEB5という投資家ビザ。

最も重要なことは投資した資金が戻ってくるかどうか?ということである。

これをどう選べがよいのか?を考えてみよう。

投資による米国永住権取得の方策として、近年、EB-5ビザがグローバルに注目を集めている。結果として、EB-5ビザは1993年の導入以来、現在まで、米国に累計270~300憶ドルの投資資金の流入をもたらした。

EB-5投資の仕組みについては米国の各地域の雇用増をもたらす目的で設置されたリージョナルセンターに、L.P.(リミテッドパートナー)として投資することになっている。近年、EB-5ビザに対する旺盛な需要を反映して、リージョナルセンターの数も急増しており、現在、1,100以上、このうち90%近くが過去7年くらいの間に設立となっている。

この様な多くの投資先(リージョナルセンター)の中から、EB-5ビザ投資家は、プロジェクトについての十分な情報を集め、信頼に足るリージョナルセンターを選別する必要に迫られている。

IIUSAというリージョナルセンターの業界団体のディレクターAbteen Vaziri氏は、そのブログでEB-5投資家はこの膨大な数のリージョナルセンターの選別について、先ず、条件付き永住権(I-526)、その後の正式な永住権(I-829)の取得、更に最終的な投資資金の返還に至るサイクルに対し、アドバイザーの協力も得ながら、適切な投資評価の重要性について述べている。一方、USCIS(移民局)のリージョナルセンターのプロジェクトについての主判定基準は1993年の制度導入の趣旨に基づいて、各リージョナルセンターによるプロジェクトの法定の雇用増加に対する計画実現性の精度に置かれている。

よって、これからEB-5ビザ投資を検討される場合、上記を念頭におき、投資先リージョナルセンターとその開発プロジェクトの実績の確認を行うことをお勧めする。

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