• 2019.07.09
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【米国投資永住権EB-5】50万ドルから135万ドルへ投資額アップなるか

スタッフの北原です。

現在、時限立法として2019年9月30日までが期限の米国投資永住権EB-5ですが、これまで幾度となく、その投資額が上がるという噂が飛び交いました。

いよいよ、噂ではなく本当に上がるという声が、現地の開発会社や弁護士、各方面から上がってきています。

これまでの経緯は以下の通りです。

2017年1月以降、DHS(国家安全保障省)/ USCIS(移民局)は、EB-5ルール変更案に対する様々な意見やパブリックコメント等を勘案しながら、ルール変更について検討を深めてきました。2019年2月22日には、ルール変更最終案をOMB(行政予算管理局)に提出し、そのレビューを申請しています。そして、2019年6月27日付けでOMB(行政予算管理局)はそのレビュー作業の完了を発表し、USCIS/DHSにその旨を通知しました。

現時点では、変更案に対して、OMBにより一定の変更が為されたという推測もありますが、実態は正式発表までは不明のままです。市場や関係者の読みでは基本的にルール変更案に盛り込まれていた投資額の増額(50万ドル→135万ドルへアップ)は予定通り施行されるのではと見ています。

今後は、変更ルールをUSCIS/DHSよりFederal Register(いわゆる官報)に発表し、その後、一定の猶予期間(30日、45日、60日?)を置いて、新ルールが施行・適用されると見ています。官報での発表のタイミングは現時点では不明ですが、時間の問題とされています。

ある大手Regional Centerは、新ルール施行前の数か月に駆け込みの申請が4,000人程度ある可能性を示唆しており、その大半はインド人、ベトナム人ではないかとも推測しています。

USCIS/DHSによる官報での発表のタイミングや適用猶予期間は未定ですが、現状の50万ドルの適用を確保するためには、いずれにしても早めの投資決定が必要との情報です。

ご検討中の方は、上記の情報と合わせ、投資のタイミングや申請スケジュールについてもご相談承りますので、お気軽に御連絡ください。