• 2021.05.20
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2020年/各国の投資家ビザ申請状況アップデート

こんにちは!本日は、2020年各国投資ビザの申請状況についてアップデートさせていただきます。
ご存知のように、2020年はコロナウイルス感染拡大により、国境をまたいだ移動が激減しました。多くの国の投資家ビザもその影響を受けて、申請者数自体は減少しましたが、国によっては承認数が増加しました。

増減が顕著だったいくつかの国をピックアップしましたのでご覧ください。

1)ポルトガル&ギリシャゴールデンビザ

2020年、ポルトガルのゴールデンビザは、前年比(2019年は、1,245)よりわずかに-5%のみダウン、1,182でした。新型コロナウイルス感染拡大の影響をほぼ受けませんでした。

一方で、ギリシャのゴールデンビザ申請承認数は、前年比-89%の403でした(2019年は3,504)。

2019と2020年のポルトガル&ギリシャゴールデンビザ受理数比較:https://www.imidaily.comから抜粋

2019年には、ポルトガルの約3倍にもなっていたギリシャの承認数が、2020年には、急激に落ち込みとなった理由としては;

ーギリシャゴールデンビザの申請者は、中国、トルコ、欧州からが大部分を占め、新型コロナウイルス感染拡大により、2020年ギリシャ政府が入国制限措置を課したため、それらの国からの申請者がギリシャに入国できず、申請の際に必要となる、指紋認証(バイオメトリクス)を提出することができなかったためです。

2015-2019年まで、多くの外国企業がギリシャの不動産市場に参入しました。これらの企業は、自国からギリシャゴールデンビザ申請者を対象に、ギリシャの不動産販売を行う企業です。例えば、このような中国企業はギリシャに50社以上も存在します。しかしながら、2020年は、新型コロナウイルス感染拡大によるギリシャの渡航制限措置、それによるゴールデンビザ申請数の激減により、こういった企業も大打撃を受けました。

一方で2020年、ゴールデンビザ申請承認数が前年比わずか-5%であったポルトガルは、新型コロナウイルス感染拡大中も、比較的”ゆるい”出入国制限措置を実施していたことで僅かな減少に止まっています。

2)スペインゴールデンビザ

前述のポルトガルと同様、イベリア半島にあるスペイン。こちらのゴールデンビザ申請者承認数は、2019年に、1,422という最大の申請者承認数に達していました。しかしながら、2020年は、やはりcovid-19の影響を受け、申請者承認数は、-40,5%の845でした。下記表は、スペインゴールデンビザ承認数の推移です。

 

スペインゴールデンビザ主要国(中国、ロシア、その他)からの申請者受理数の推移表/表:https://www.imidaily.comから抜粋

 

3) オーストラリア投資永住ビザBusiness Innovation & Investment Program/BIIP)

非常に人気の高いこちらのビザも、2020年には新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ビザ発給数が激減し、会計年度2019年ー2020年には、前年比約40%もダウンとなりました。

ー2018-2019年は、7,261申請受理数

ー2019-2020年は、4,420申請受理数

 

オーストラリア投資永住ビザ申請受理数推移(2009-2020)/表:https://www.imidaily.comから抜粋

新型コロナウイルス感染拡大で受けた経済的打撃から回復するためにも、投資永住ビザを再び活性化させることが重要であると、オーストラリア政府も昨年末に発表されました。そして、企業&投資家ビザ(subclass 188)が、本年2021年7月に改正されることになりました。主な改定としては;

ー9ストリームが4つとなる(Business Innovation, Entrepreneur, Investor and Significant Investor)

ーストリームの1つ、”Business Innovation”にて、暫定ビザ保持者が永住ビザを申請するために必要な事業資産が、現在の80万豪ドルから、125万豪ドルに上げられる。また、年間の事業売上も、現在の50万豪ドルから、75万豪ドルに挙げられる。

4) タイランドエリート

2020年、コロナで渡航制限が続く中、TPC(タイランドエリートカードの発行を担当しているタイ観光協会100%出資の子会社)は、タイランドエリート新規加入数の減少を避けるため、すでにタイに滞在中の外国人を対象としたプログラム、エリートマキシマヘルスメンバーシップを売り出しました。その戦略が功を制したのか、2020年タイランドエリートビザ発行数が増加になったことは、こちらのブログでもすでにお伝えしてきました。2020年は、タイ外部にいる外国人の申請が大幅に減少する一方で、タイ滞在中の外国人の申請者数が大幅にアップしました(2020年には2,674発行で2019年の2,149よりも増加しました)。

タイランドエリートビザ発行数の推移表(2014-2020年、非累積)

 

表:https://www.imidaily.com/から抜粋

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