- 2024.11.26
- シンガポール
- 海外起業
シンガポールで起業し、セルフ雇用でEPを取得しよう!
こんにちは、アエルワールド代表の大森です。
シンガポールはビジネスに優しい環境と多文化社会を持ち、起業家にとって理想的な場所です。前回は、GIPビザをご紹介しましたが、今回はシンガポールでの起業を通じて、Employment Pass(EP)を取得する方法をご紹介します。
EPは、シンガポールで働く外国人専門職向けの就労ビザです。通常はシンガポール企業からの雇用オファーが必要ですが、自分自身の会社を設立することでセルフ雇用として申請することも可能です。起業からEP取得までの期間は2~3ヶ月で、1回の入国で手続きを完了できる点も魅力です。
さらに、2023年9月1日から新しいポイント制度「COMPASS」が導入され、EPビザの申請プロセスがより透明になりました。
1.ビジネス構造の決定・会社名の承認
2.資本金と役員の登録: 最低1シンガポールドルで設立可能ですが、最低1,000万円程度の資本金をお薦めします。
3.会社秘書と住所の登録:法人申請には、現地の住所と会社の秘書が必要です。
4.法人銀行口座の開設: オンラインバンキングが利用可能なため、シンガポールに入国することなく開設できます。
1.EPビザ申請
2.IPA(原則承認)の取得
3.EP発行: IPAを受け取った後、6か月以内に入国し、生体認証を行います。
4.EPカードの受け取り: EPカードは5営業日以内に発行されます。(国際郵送も可)
【COMPASS制度について】
COMPASS制度では、申請者が地元経済への貢献度に基づいて評価されるポイント制が導入されています。EPビザを申請するためには、合計で40ポイント以上を獲得する必要があり、評価項目には年齢、職種による給与、学歴などが含まれます。
学歴が不足している場合でも、給与を上げることでポイントを補うことが可能です。この制度により、EPビザ申請者はより明確な基準に基づいて評価されることになり、公平性が向上しています。
【陥りがちなポイント】
シンガポールで法人を設立する際には、現地住所の確保やシンガポール居住者を会社秘書役に任命することが必要です。さらに、会社設立後には会計監査人を選任しなければなりません。これらの手続きは、初めての方には特にハードルが高いかもしれません。
また、新しいCOMPASS制度では、ポイントを効果的に獲得するための戦略的な計画が求められます。これらのプロセスをスムーズに進めるためには、専門家のサポートを受けることをお勧めします。
シンガポールで起業家として新たな挑戦をしたい方は、この機会をぜひ活用してください!
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