• 2022.03.01
  • シンガポール
  • 家族留学
  • 投資家ビザ
  • 投資永住権
  • 海外移住
  • 駐在

シンガポール移住日記#15 シンガポールの病院事情(息子、緊急病院に運ばれる)

こんにちは^^
現在シンガポールで2人子育て中のtomokoです。

現在オミクロン株で感染者数爆増中のシンガポールです。

半年ほど前になりますがシンガポールは新たなフェーズに移行しました。
ワクチン接種者と未接種者を明確に「区別」
未接種者はレストランでの外食不可、モールの入場不可、
そして会社への出社が不可となりました。
ブースターの接種も進んでおり、経済活動の再開に向けて
「ワクチンは必須」という状況です。
(これからシンガポールに入国される方も必須です。)

そして高い接種率のおかげで陽性や濃厚接触者となっても簡易検査(ART)
で陰性となれば通常の生活を送ることができます。
学校関係が休校になるのもクリーニングの為の1日、長くて2~3日程度です。
先日感染者数が26000人を越えましたが、おそらくこのような感じで
経済活動を止めることなく再開に向けて本格的に動き出すのだと思います。


さて、このコロナ渦で移住先の
「医療事情」も気になるところかと思います。
シンガポールは医療先進国として有名ですが、
実は世界的にみると様々なランキングで日本よりも上位なんです。
(私も調べて初めて知りました)

とはいえ、いくら医療技術が高くても慣れない言語であれば不安になりますし、
十分な医療が受けられない可能性だってあります。
シンガポールには日系クリニックも多いのでそういった心配は少ないのですが、
緊急の場合や深刻な症状であればローカル病院へ搬送されます。

ちょうど一年ほど前に、息子が救急病院に運ばれた事がありましたので
その時のお話をしたいと思います。

その日、息子が熱を出しました。
熱は上がったり下がったりを繰り返し、コロナ渦ということもあり
咳も鼻水も嘔吐もなかったので園を休ませて家で様子見をしていました。
しかしその夜、ソファーでうとうとしていた息子が急に海老反りになり
そのままソファーから落下。
幸い下にマットを敷いていたので落下による負傷は免れましたが体が
硬直して意識もない、恐らく熱性痙攣。

1分ほどで痙攣は治りましたが、その後もボーッとそれまで見ていたテレビを
見つめ、返事もしないので意識があるのか分からない。

急いで医療通訳の方に連絡を取り指示を仰いで救急で病院に向かいました。
grabでタクシーを手配して向かったのは
KKH(KK Women’s and Children’s Hospital)という小児救急外来のある
ローカル病院でした。


医療通訳の方もすぐに駆けつけてくれました。

その当時(2020年)コロナの影響で病室に付き添えるのは1人でしたが
医療通訳の方は追加で入る事ができました。
(その時々でどちらか1人しか入れない事もあるそうです)

夫はこちらで困らないレベルの英語力ですが、医療用語はさっぱりです。
特にコロナ渦で人数制限がされているので、子供の様子をよく分かっている
母親と医療知識のある通訳の方で行く事ができて良かったと思っています。

今回は熱性痙攣だろうということで簡単な処置でしたが、
こちらのローカル病院で婦人科系の手術を受けた友人は
医療技術が高かったので安心出来たと言っていました。

また、出産では特に悪い話を聞いたことがなく、
コロナ渦で一時帰国が出来ないので皆さんこちらで出産しています
料金は日本の1.5~2倍程度、住み込みヘルパーさんや産褥アマさんなど
産後のサポート体制の選択肢も多いので安心です。
ただしこちらでの不妊治療は日系専門病院の選択肢が少ないので、
日本に一時帰国して治療を受けるという話も聞きます。

話を戻しまして、KKHの緊急外来は一律$120で先払い。
(我家は会社が加入している海外旅行保険で治療費と医療通訳の費用も
カバーできました。)

息子は熱が38.5度を下回るまで病院で様子見をし、
深夜二時ごろ熱が下がってきたのでタクシーで帰宅しました。
その後5日間の自宅待機※を経て息子はまた元気に登園することが出来ました。

※以前は咳、鼻水、熱などで受診すると、重症度にかかわりなく
Medical Certificateが発行され、シンガポール伝染病法規定により
5日間の自宅待機が義務付けられ期間中は受診以外の外出が禁止
(罰則規定あり)されていました。
現在はPCR検査で陰性が出ればMCは即解除となります。

—–

最後に、シンガポールでの緊急時の連絡先です。
995⇒「emergency」最寄りの政府系の病院に搬送されます。
(病院は選べません)

1777⇒「non-emergency」緊急ではないが救急車を呼びたい、
病院を指定したい場合

—–

息子も元気になり、再び幼稚園へ。すると先生から嬉しいお話が。
娘のクラスに空きが出来たとのことで娘の入園が可能になったのです!

そこで次回は「娘の入園」についてお話したいと思います。

【ご案内】
1.投資家ビザ公式アカウント
各国投資家情報始めハワイをはじめとした海外不動産情報など、
厳選された情報を当社の投資家専用LINE@や個別説明会にて
ご紹介しております。
宜しければこちらからご登録ください。
(IDからのご登録は @aerworldで検索ください)

友だち追加

2.Youtubeチャンネル
毎週水曜日に行っている海外に関心がある投資家向けのLive Seminarを、
約1週間後に、当社Youtube公式チャンネルにアップしております。

【アエルワールド投資家向公式Youtubeチャンネル】
「国別投資家ビザ・グリーンカード通信」 にてお楽しみください