• 2025.09.05
  • 事業承継
  • 青山財産ネットワークス

相続“対策”から「続ける仕組み」へ_家憲×早期対話でつくる新しい事業承継セミナーに参加してきました。

アエルワールド代表の大森です。

本日、株式会社青山財産ネットワークス様のメディア向けのセミナーにお招きいただき、大変貴重な学びを得ましたので、内容を共有させていただきます。

青山財産ネットワークス

当社は海外移住や親子留学のサポートを通じて、多くのファミリービジネス経営者様とお会いします。皆様が顧問税理士と相談される際、その焦点は「いかに相続税を抑えるか」という点に絞られがちです。もちろん、それも非常に重要なテーマです。

しかし今回のセミナーでは、事業承継の本質はそれだけではないと気づかされました。

青山財産ネットワークス様が提唱するのは、単なる財産承継に留まらない、次世代へ「より良い形」で事業を引き継ぐための環境作り、すなわち**「ファミリーガバナンス」**の構築です。

【なぜ今、ファミリーガバナンスが重要なのか?】
現代の事業承継は複雑化しており、特に以下の点が課題となりやすいとのことでした。

所有構造の変化: 戦後創業の企業で3代目、4代目への承継が進み、一族による「株式の集団所有構造」が生まれています。株主が増えれば、意思統一はより難しくなります。

後継者不足: 経営環境の変化が激しく、一族外から優秀な経営者を登用する「所有と経営の分離」も重要な選択肢となっています。

後継者不足を背景にM&Aが増加し、事業売却で得た資金をいかに一族の未来のために活かすか、という新たな課題も生まれています 。この学びは、海外を絡めたライフプランをサポートする我々の事業にも深く通じるものがあります。 単にご希望のビザ取得やお子様の学校を手配するだけでなく、お客様のビジネスやご家族への想いを汲み取り、継続性のあるご提案をすることの重要性を再認識しました。

貴重な機会をありがとうございました。

株式会社アエルワールド
代表取締役 大森健史