• 2019.01.25
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【シドニー日本食レストランシェフ高橋様 vol.3~海外で知る日本人コミュニティの有り難さ~】

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

オーストラリアへ移住された高橋様からの移住体験談、Vol.3です。

この高橋様の体験談が、オーストラリアへ移住をお考えの方だけでなく、

・いつか海外で生活したいとお考えの方

・憧れや理想を現実にしたいとお考えの方

・海外でチャンスを掴みたいと思っていらっしゃる方

・家族と離れても移住を成功させる秘訣が知りたい方

・スポンサーを見つけて就労のチャンスを掴みたい方

・英語力をどのようにあげたか知りたい方

などなど、いろいろな方々のお役に立てるといいなと思っております。

今回は、ご出発、語学学校での勉強、アルバイトと頑張っていらっしゃった高橋様に起きた、「家族と住むための家が借りられない」というトラブルです。

 

【バックナンバー】

Vol.1「背水の陣と家族の支え」

Vol.2「就労より勉強を優先させた学生生活」

 

◆信用のない外国人であることを自覚した出来事

比較的ポジティブな方ですが、家族を呼び寄せるために住居を借りようとした時は不安になりました。まず、ホストファミリーに「家族を連れて来たい」と話したら、非常に心配されました。その時に心配された理由は、後々一緒に不動産に行ってくれたときにわかったのですが、オーストラリア国内でフルタイムでの就業の実績や、信用がなく、結局借りることができなかったのです。ホストファミリーはそれでもどうにかしようと、不動産や知り合いをあたってくれましたが、オーストラリアの不動産業者はどこも貸してくれなかったのです。この時に「日本人」であるというより「外国人」なんだと強く意識させられました。語学学校は留学生の集まりので、こうして学校や留学生のコミュニティを出てから始めて、自分がこの国でどういう立ち位置なのかを大きく感じることになりました。

◆私を助けてくれたオーストラリアの日本人コミュニティ

そんな絶望的な中で私を助けてくれたのは「日本人」でした。日本人の不動産業者に日本人がオーナーの物件を紹介してもらうことができ、どうにか住居を決めることができたのです。

私の状況を理解してくださって、「日本人だから」という理由で、書類を揃えるところから、本当に良く支援をしていただきました。この出逢いがなければ、家族を呼び寄せることができなかったため、本当に感謝しています。日本を後にして向かった先で私を助けてくれたのは、海外にあった小さな日本です。本来国籍はあまり関係なく、結局はどれだけの信頼と人間関係を個人で結んでいけるかだとは思っていますが、時々、個人では動かないことがあります。私が困ったときに、先に移住した日本人の方々が作りあげたオーストラリア社会での信頼や人間関係が助けてくれたことを考えると、これから移住する人たちに、私も同じ手を差し伸べられたらいいなと考えています。

◆ビザのスポンサーを獲得するために

もし、私のように学生ビザからスポンサーを獲得して永住権申請を考えている方がいたら、アルバイトの面接の時点で、スポンサーを探していることや、永住権を目指していることを雇用主に伝えておくことをお薦めします。「一時的な労働力」と見られるか、「将来的にフルタイムの雇用で貢献できるか」のお試し期間なのか、これは大きく違います。同じ働きをしても、後者の方がきっとシビアな目でも見られるでしょうか、見られる側もそういう意識で日々を過ごせます。仕事を続けているうちに気に入ってもらってスポンサーになってもらうことは、100%ではありません。だからこそ、希望は伝え、そのために必要な働きは何なのかを考えながら日々過ごすことが大切だと考えています。

◆日本の食文化を世界に

日本にいると几帳面すぎで窮屈に感じていた日本の空気も、寛容なオーストラリアでは、サービスする側になると素晴らしいホスピタリティを維持する要素だなと感じるようになってきました。現在、オーストラリアで自分の店を持つことを考えていますが、ゆくゆくはアジアをはじめとした他の国でも展開し、日本の食文化を発信できる店を世界中に持てたらいいなと思っています。そして、日本からやってくる移住希望者を受け入れるなど、私がしてもらってきたことを今度はお返しする側に回って行ければと思っています。

現在、高橋様がお勤めの日本食レストラン

SAKE Restaurant

崩しすぎず、新しいエッセンスの入った和の創作。美しい食の芸術をご覧ください。

高橋様の今後のご活躍をアエルワールドのスタッフ一同、応援させて頂いております!!